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CEOの小池です

2023年4月3日にRealImage Inc. は創業しました。メガネなしの裸眼3Dディスプレイを、世の中の当たり前にするのが我々の使命であると考えています。
不定期になると思いますが、主要メンバーが技術に限らず色々なことを、本Blogで書いていきたいと考えています。
初回の担当はCEOの小池です。

初回ですので簡単に自己紹介いたします。
私は、ちょうと小学生の頃に、ファミコンやパソコンブームがあった世代で、私もいわゆるパソコン少年として過ごしました。最初はゲームをするのが目的でしたが、直ぐにゲームを改造したり、自分で作ったりといったことが面白くなり、プログラミングにハマりました。大学では物理を学びつつ、やはりコンピュータを使った仕事がしたいと思い、大学院では数理工学を勉強しました。卒論では格子ゲージ理論の数値シミュレーションを実装し，修士ではグラフアルゴリズムの並列計算機向けのアルゴリズムの提案と実装をしています。思い返してみると、ずっと実装するのが好きだったようです。

幼少期から映画やビデオゲームが好きでしたので、特に映像技術に絡んだ仕事をしたいと思い、その時にたまたま，その分野で人を募集していた日立製作所の研究所の方に声をかけて頂き入社することになりました。最初の仕事は映画の実写合成技術の開発でしたが、そのあとCAVEやマルチプロジェクション技術に関わりました。2000年頃から裸眼3Dディスプレイの研究開発に関わっており、2000年代後半に、裸眼3Dディスプレイの一種であるライトフィールドディスプレイの研究で学位を取得しています。さらに今回の起業により3Dディスプレイはライフワークになったと言えそうです。

このように、裸眼3Dディスプレイの研究開発に20年以上携わっていますが、実は創業メンバーの中では、最も新参者でもあります。また、私を含めCTOの濱岸も3Dディスプレイの研究で学位を取得していますし、その他のメンバーも長年3Dディスプレイや関連技術の開発やビジネスに関わっています。このことから弊社が如何に3Dディスプレイ技術を熟知しているかおわかり頂けると思います。

簡単ではありますが、自己紹介でした。今後とも弊社をよろしくお願いします。