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CROの髙橋です

まずは自己紹介シリーズでということで，２回目の担当はCROの髙橋です。

私はCEOの小池より一世代古く，大学入学頃にi8080やZ80のワンボードコンピュータ，AppleⅡやPC8001が現れて，ファミリーICとTTLの回路を作ったり，アセンブラとBASICでプログラムしたり，ということをしておりました。当時はマイコンブームの最中で，いろんなところでアルバイトして良い思いをさせてもらったものです。UNIXも，この頃にプリント基板の自動配線のプログラムをして覚えました。大学では電気工学を専攻し，大学院では光コンピュータの研究をしていました。実験装置のハードウェアとプログラムを，どちらも自前で作っていた時代です。博士の学位を取得した後，それまでの研究で利用していたホログラフィの技術を応用し，電子ホログラフィなどの裸眼3Dディスプレイや網膜投影型ディスプレイの研究を始めました。それ以来，30年以上にわたって，いろいろな3Dディスプレイの研究に携わっています。

3Dディスプレイはこれまで何回かブームになっておりますが，市場に受け入れられる性能を満足できず，あまり利用が広まっておりません。弊社の3Dディスプレイ技術は，従来の3Dディスプレイの問題点を克服できるものと自負しており，これまでの研究成果が世の中に広く受け入れられて利用されることを目指し、起業いたしました。

今後とも弊社をよろしくお願いいたします。